天光園は福岡県大牟田市で1973年より総合的な福祉活動に取り組んでいます。


木下麻美さん / 森山文さん

仲間に助けられながら、気がつけば資格も取得して7年が経ちました

 天光園デイサービスセンター
介護職

木下麻美さん(キノシタアサミ)

2011年3月入職(中途採用)

天光園は自分のキャリアの可能性を広げられる場所

  天光園デイサービスセンター
介護職

森山文さん(モリヤマアヤ)

2017年7月入職(中途採用)

森山:私は病院勤務を経てその後入居施設の介護職に就いた後、2年ほど前に天光園のデイサービスに転職しました。もともと介護の仕事に興味があったので、いろいろな業態で自分の可能性を試してみたいというのが転職の理由です。入居施設とデイサービスでは業務内容や利用者の状態など、全てが違うのでとても勉強になりますね。

木下:私は全く違う業種からの転職です。子供が小さかったので、勤務時間帯を考慮してもらえる職場を探していて、家から近かったこともあり、利便性を考えての就職でした。ただ、人見知りタイプで始めての人と接することが苦手な性格なので、介護の仕事が務まるのかどうか、大きな不安を抱えながらのスタートでした。

森山:天光園は職員の団結力というかチームワークが素晴らしいですよね。私は高齢者との触れ合いや介護をすることにやりがいを感じこの仕事を選んだのですが、それでもスタッフ同士の助け合いがあってこそ、自分の仕事が充実したものになると思っています。

木下:そうですね。不安を抱えながらのスタートにもかかわらず7年も続いているのは、職場の人間関係が大きく影響していると思います。仕事のことはもちろんですが、子育てなどのプライベートの悩みも親身になって聞いてくれる先輩や同僚達がいて、ずいぶん助けてもらいましたし、利用者さんにも可愛がっていただいて、支えてもらいながらここまできたという思いがとても強いです。

森山:私たちのような子育て世代にとって、ライフスタイルにあったシフトで働けるという点も大切ですよね。子供の学校の行事や急な体調変化など、予期せぬことで早退や遅刻・欠勤をしてもみんなでカバーし合うという体制が暗黙のうちにできています。女性の社会進出が盛んになっても、実際には子供を抱えながら仕事をしているとどうしても肩身の狭い思いをしがちですが、天光園で感じる「お互い様」という感覚は、女性が多い職場だからこその利点かもしれないですね。

木下:誰かが産休を取ったり腰を痛めて長期に休んでも、職場のみんなが待ってくれている。家族のようなつながりがあって、それに甘えるのではなく、大きな心で支え合っている職場です。私自身も、他業種からの転職ということもあり無資格で始めた中、ここで働きながら先輩や同僚に試験のモデルをしてもらうなどの助けを受けて、介護福祉士の資格を取ることができました。人見知りはなかなか克服できずにいますが、資格の取得は大きな自信になりましたね(笑)。

森山:主な仕事としては、入浴の介助、毎日行われる塗り絵などのレクリエーション、食事の配膳や機能訓練の手伝いなど。1日30名ほどの利用者が来られますが皆さんそれぞれの好みがあるので、お茶の時間には、種類や濃さ、出すタイミングなどを考えて準備をしています。レクリエーションに関しても、無理強いしないでそれぞれのペースで行うことを大切にしています。ただ、デイサービスは基本的にご自宅で生活している方を対象にしているので、できるかぎりご自分の足で歩いていただくことに重きをおいて、リハビリはしっかり受けていただいています。

木下:ご自宅で車椅子生活となると、様々な負担が生じます。そういった意味でも、機能訓練は大切なんです。くらながのデイサービスには理学療法士が常駐しているので、私たちはサポートに回りリハビリメニューをクリアできているか確認作業なども行っています。

木下:時々、女性利用者の方が職員の髪型やアクセサリーのことを指摘しているのを見てはっとする事があります。女性は幾つになってもおしゃれやお化粧に興味があるんですよね。そういう話題になると表情が輝いて、華やかになる方がたくさんいらっしゃいます。人見知りの私はどういう会話をしようかと身構えてしまうこともあるのですが、自分も楽しめるような親しみやすい話題が何よりだなと教えられますね。

森山:会話の内容ももちろんのこと、聞き取りやすい声の大きさやトーンにも気をつけるようにしています。そういう小さな事の積み重ねが大きな信頼関係につながっていくように感じます。

木下:私は地元も近いので、言葉遣いが慣れすぎてしまうというか。ついつい地の言葉が出すぎてしまうことがあるので、あまり軽すぎず、でも固すぎず、いい距離感を保つことを大切にしています。利用者の方から見たら自分はまだまだ若輩者、年長者への敬意を持ちながら働くことを忘れずにいたいと思います。時々、家庭での悩み事があったりすると、利用者さんに愚痴を聞いてもらって元気をもらうことがあるんです。そんな時には人生経験の豊かさに頭がさがると同時に、天光園のあたたかさを改めて感じることができます。

森山:私にとって天光園の良さは、介護の幅が充実しているところです。最初にお話ししましたが、通所ではデイサービスの他小規模多機能、在宅施設でも特別養護老人ホームやグループホーム、さらに訪問サービスなど、多岐に渡るサービスが揃っている点が、天光園を選んだ大きな理由でもあります。面接の際には、将来的に他施設に移る事ができるかどうかを重要視して確認しました。一口に介護といっても様々な施設があり、対象とする利用者も違います。それによって仕事の内容も変わってくるはずなので、自分を試し、可能性を広げる挑戦の場として、天光園で成長していけたらと考えています。

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